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【練習メニュー】N vs Nのポゼッション

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みなさん、こんにちは。

サッカーの練習でよくあるN vs Nのポゼッションについて、どのような練習か、練習の注意点等をまとめていきたいと思います。

練習方法

N vs Nのポゼッションは決められた枠の中でボールを保持し続ける練習です。

ポゼッションの基本

基本ルール

人数:8 vs 8など同数にする。※発展形は別途ご紹介

枠の広さ:適宜調整。狭すぎるとパスがつながらないし、広すぎるとボールを奪うのが難しい。

タッチ数:フリータッチ。※2タッチ以下などタッチ制限を付けるのも可

その他:サッカーと同じルール。ボールが枠から出た場合はキックイン。攻撃方向はない。

N vs Nのポゼッションは決められた枠の中でボールを保持し続ける練習です。

オフェンス、ディフェンス双方の練習になり、様々な発展形が考えられます。
チームの人数やレベルに合わせて、タッチ数や枠の広さを決めることができます。

この練習で意識すべきこと

オフェンス面

  1. 少ないタッチ数でボールを回す
    • ボールを持ちすぎるとすぐにディフェンスに囲まれてしまうので、簡単にパスをしながらスペースがある方へボールを運ぶ。
  2. 顔を上げて、遠くの選手を見る
    • ボールの近くにディフェンスの選手が多くいるので、遠くへ展開し、ディフェンスの網を回避する。

ディフェンス面

  1. 声を掛け合い、パスコースを限定する
    • 自分たちが追い込みたいところに追い込み、そこでボールを奪えるようにする。
  2. 守備の強度を上げる
    • ボールをつなぐ練習なので守備側の強度が低いと攻撃側の練習にならない。また、ボールを奪われた後はボールを奪い返しやすいため、攻守の切り替えを早くする。

まとめ

非常にオーソドックスな練習をご紹介しました。
この練習を行ったことがある方は多いと思います。

この練習は攻撃側がボールをつなぐ練習であると同時に、守備側の切り替えの速さやボールを追い込む練習でもあります。

裏を返せば、守備側のディフェンスが高いレベルであればあるほど、攻撃側の練習になるということが言えます。

指導者はプレイヤーに守備時の意識を高く取り組ませることが特に重要になるのではないでしょうか。

守備時の強度と攻守の切り替えは特に大切!

攻撃時は少ないタッチで相手をいなしていこう!

チームのレベルや状況に合わせて、適切な人数や広さ、ルールを定めて意味ある練習ができると良いですね。

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